Logicool G703h (HERO)のレビューまとめ

今回は旧モデルである「G703」のセンサーPMW3366から最新世代のHERO 16Kに変更した最新モデルの「Logicool G703h」だ。正式名称は「G703 HERO LIGHTSPEED Wireless Gaming Mouse」。トラッキング性能が300IPSから400IPSに向上し、解像度も200~12,000DPIから100~16,000DPIへ広がった。また重量も107gから95gへ軽量化した。その他、ロジクール自社製のセンサーになったことにより、直線補正と加速を完全に切ることに成功している。バッテリー駆動時間が倍ちかく伸びているのもポイントが高い。また専用ソフトウェアである「Logicool G HUB」に対応することで細かいDPIも変更可能となっている。2019年6月27日発売。

このモデルはG403hの無線モデルという位置づけ。だから万人が使いやすい形状で癖がない。G400シリーズを使っていて、そろそろ無線ゲーミングマウスに移行しようかなという人にぴったりだろう。

長所

〇どのDPIでも安定動作するトップクラスのセンサー。
〇LIGHTSPEEDというロジクールの独自技術により、無線ながらも有線並の高速通信が可能。
〇万人受けする持ちやすい形状。どんな持ち方でも違和感がない。大きすぎないのがイイ!
〇リフトオフディスタンスが非常に短いので操作しやすい。環境によっては1mm以下も。
〇ドライバレス機能がある。
〇メインボタンに高耐久で定番のオムロン製スイッチを採用。
〇七色に光るRGB機能を搭載しており、見た目がいい。
〇保証が2年間と手厚い。壊れてもすぐ送ってくれる。
〇ロジクールの自社開発センサーにより、直線補正と加速を完全に切ることができる。従来のPix Art Imaging社のセンサーだと不可能だった。
〇重量調整システムがある。最大10g。

短所

×充電が必要。リチウムイオンバッテリーは経年劣化もある。
×やや重い。

画像

製品仕様

・通信方式:無線
・センサー:光学センサー「HERO 16K」
・形状:右利き専用
・バッテリー時間:最大60時間
・トラッキング速度:400IPS
・解像度:100~16,000DPI、50dpiごとに変更可能
・大きさ:横68mm、縦124mm、高さ43mm
・重量:約95g
・メインボタンスイッチ:オムロン製の「D2FC-F-K(50M)」で、耐久回数5000万回。
・ホイールエンコーダー:24回刻み
・リフトオフディスタンス:0.8~1.3mmでかなり短め
・リフトオフディスタンス調整機能あり
・マイクロプロセッサ:32bit ARM
・ドライバレス機能あり
・ソフトウェアマクロ機能あり
・レポートレート:125Hz、250Hz、500Hz、1000Hz
・LED:搭載
・ボタン数:6個
・加速:完全ゼロ~調整可能
・直線補正:完全ゼロ~調整可能
・ケーブルは布巻きでやわらかめ
・最大加速:40G
・保証期間:2年間
・センサー位置:中央
・発売日:2019年6月27日

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